まちの話題・できごとの「「差別をなくする輪をひろげよう」市民運動作品 作文 PTA・一般の部 優秀賞」
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「差別をなくする輪をひろげよう」市民運動作品 作文 PTA・一般の部 優秀賞
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2017年12月15日 09:33
 障がいのある人の自立昨年初めて障がいのある人を支援している社会福祉法人を訪問する機会がありました。
 仕事を依頼する為、取引先から紹介を受けた時、『本当に大丈夫なのか?』という不安が頭をよぎりましたが、会社としてコストを抑える事ができ、社会貢献にもなるのなら、依頼してみようと安易に考えておりました。
 実際に訪問して施設長と担当者の方と作業内容について打ち合わせをしている時も私は間違いのない作業をしてくれるのか、コストがどの程度安くなるのかという事しか考えておりませんでした。
 すると見透かされたように担当者の方から「社会福祉施設だからといって働く事さえ出来れば単価はいくらでもいいという事ではないのです」
 「以前は働く事で社会に参加する事が目的だという考えもありましたが、私達はお金を少しでも多く彼らに払ってあげて、自分達が働いたお金で自立させてあげたいのです」と言われました。
 障がいのある人に対して、いかに自分が傲慢で、彼らの生活と立場に立って考えていないかという事を痛感させられました。
 障がいのある人のレベルに合わせてクラス分けをしている説明を受け、施設の中を見学させていただく事となりました。
 最初に見学させていただいたクラスでは複雑な機械の組み立てや、健常者でも危険だと思ってしまうような電動工具を使って「バリバリ」と音を立てて機械の解体作業している姿を見て、こんな作業まで出来る事に驚きました。
 また違うクラスでは、マラソン大会で使うゼッケンから機械を使ってICタグの取り外しを真剣な表情で作業されている姿に、私が抱いていた不安はなくなりました。
 見学が終わると担当者の方が「今日は、この作業だけしかしておりませんが、彼らは色んな仕事ができますよ。健常者より、集中力が高いのです。仕事を始めると飽きずに黙々と作業をしますよ。忙しい時だけではなく定期的に新しい仕事をいただければ助かります。どんどん新しい仕事にチャレンジさせてあげたいのです」
「作業については私が全て確認しますから安心してください」と言われた言葉に、努力とプロ意識を感じました。
 企業にとって仕事を依頼する限りは社会福祉施設だからといって作業の間違いを許されるわけではありません。一度信用を無くすと仕事の依頼が無くなる厳しさを理解されている事に、頭が下がる思いでした。
 今回の訪問で、大人になれば誰もが仕事をして、自分なりの生活を築いていく、ごく自然の事のようですが、障がいのある人達にとって地域生活をして行く上で、常に困難で厳しさが待ち受けている現実、それに対して彼らを厳しい社会から守るのではなく、自分の人生を切り開く「力を養う場所」でありたいという施設の方に触れる事ができ、自分の今までの考えを改める事ができました。
 障がいのある人に対して「出来るはずがない」と決めつけて厳しい社会に触れないように守るのではなく、小さな事でも良いから自分達ができる支援をしていく事で、ごく自然に働ける環境を作り、自立出来る社会にしていかなければならないと思いました。
   
志染中学校PTA 藤本欣也

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