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人権の目 
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2018年11月29日 11:16
「差別をなくする輪をひろげよう」市民運動作品 作文 小学校5・6年の部 優秀賞

『自分が支えになれるように』
              
 五年くらい前、私のおばあちゃんは足が悪くなり、手術をしました。そのため、つえを使ったりどこかにつかまったりしないと歩けません。外に出かけるときは、いつも車いすに乗っています。歩いている様子を見ていると、段差のあるところはもちろん、平らな所でも手すりを持って歩いたり、片足を引きずるようにして、歩いたりしていて、とても大変そうに感じます。おばあちゃんの足が悪くなってからは、つえをついている人や車いすに乗っている人のことが、それまで以上に目につくようになりました。
 私も四年生の時、学校で友だちとぶつかり、足の甲を骨折してしまいました。二か月くらいの間ギプスをしていたので、階段の上り下りが困難で、教室の移動はエレベーターを使ってしていました。また、松葉づえをついていたので、学校内や登下校の時には友だちに学習用具やランドセルなど、いろいろな物を持ってもらうこともありました。家では、二階に上がるのに、お父さんにおんぶをしてもらっていました。
 外に出かけるときには、おばあちゃんの車いすを借りることもありました。そこで一番困ったのは、トイレでした。どこにでも車いす専用のトイレがあるわけではなく、もしあったとしても、待ち時間がとても長くなる場合があります中には、車いす専用のトイレを健常者が使っていて、すぐに利用することができなかったこともありました。駐車場でも、それに似たような経験をしました。車いす用のスペースに駐車しようと思っても、健常者が利用していて、車を停めることができなかったのです。ちょうど空いているから、都合がよいから利用しよう、という気持ちになるのかもしれませんが、自分のことだけを考えるのではなく、その場所を必要としている人々がいることを少しでも考えて、行動をしてほしいです。
 私は骨折によって、普段当たり前にしていたことができなくなり、おばあちゃんの大変さがより分かるようになりました。でも、友だちや家族の助けを借りることで、普段通りに生活を送ることができました。今度はこの経験を活かして、自分がお年寄りや体の不自由な人々の支えになりたいです。自分から話しかけること、行動を起こすことは少し恥ずかしくて、勇気が必要なことかもしれませんが、それを乗り越えて人に優しくできる自分でありたいと思います。そして、みんながそのような気持ちでいられたら、きっと誰もが毎日を気持ちよく過ごせるようになるのではないかと思います。
                                                                   別所小学校6年 豊 住 美 桜

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