健康・医療情報の「歯科医師会から」
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歯科医師会から
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2018年08月28日 13:59
“血をサラサラにする薬”と歯科治療
 日本は急速に超高齢化社会の到来を迎えようとしていますが、それにともなっていわゆる“血をサラサラにする薬”を服用している人が増加しています。この薬は、たとえば脳梗塞や心筋梗塞の治療後や発症のリスクのある人、心房細動や人工弁置換術などの既往のある人などが、血管内に血のかたまり(血栓)が詰まって病気が発症しないように服用します。血液が固まりにくくなる作用を持っていて「抗血栓薬」と言います。抗血栓薬には血液の凝固系に作用する抗凝固剤と、血小板の作用を抑える抗血小板薬があり、日本では500 万人以上の人たちがこういった薬を服用しています。現在これらの人々が毎日普通に歯科医院を受診される時代になったわけですが、歯科治療には抜歯をはじめとして出血をともなう手術や治療行為がたくさんあります。昔は抜歯などの外科治療の前にあらかじめ抗血栓薬を中断して処置が行われていたこともありましたが、抗血栓薬を中断することによってたとえば脳梗塞が発症するリスクも否定できないことから、現在では原則的に中断せず手術するようになっています。ただし、ある程度の出血が予想されるような治療内容や部位の場合は処方医と十分に相談する必要がありますので、歯科医にとって「お薬手帳」などの情報は大変重要になります。「お薬手帳」や「薬剤情報書」などをお持ちの人は、歯科医院を受診される時には必ずご持参ください。

【問い合わせ】
 三木市歯科医師会
 ☎0794-86-1622

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