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歯科医師会から
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2018年02月23日 09:41
舌の癖と歯並び・噛み合わせへの影響

 舌のさまざまな癖が、歯並びや噛み合わせに影響をおよぼします。なかでも、多く見かける癖であげられるのが、低位舌です。
 通常、舌は、口を閉じて何もしていない時(飲んだり食べたり、しゃべったりしていない時)は、上あご歯列の内側に接しています。これが正常な舌の位置です。低位舌は、舌が下あご歯列の内側に接している状態を指します。
 口を閉じて鼻で息をしていると、舌は上あごについていますが、口を開けて口で息をしてみてください。舌が下あご歯列につくはずです。それが低位舌の状態です。
 舌が上あご歯列の内側に接することにより、頬の圧力と舌の圧力が調和して、歯列の形や大きさが保たれています。低位舌では、上あご歯列が舌の裏打ちを得られないため、上あご歯列の幅が狭くなったり、歯列が小さくなったります。一方、舌が下あごの歯列につくと、舌の力により歯列が広がり、特徴的な幅の広い歯列になります。簡単に言うと低位舌は、上下歯列の幅、大きさや形に影響します。

●低位舌の影響
①下あご歯列に舌がつくため、前歯が噛み合わなくなる。(開咬)
②上あご歯列の前歯が後ろに、下あご歯列の前歯が前にでると、前歯の噛み合わせが前後反対になることがある。(反対咬合)
③上あご歯列の幅が狭く、下あご歯列の幅が広くなると、奥歯の噛み合わせが上あごの歯が内側、下あごの歯が外側にずれて噛み合うことがある(奥歯の反対咬合)。また、上下歯列の幅が合わないため、下あごを左右どちらかにずらせて噛みはじめることがある。(顎偏位)
④上あご歯列の大きさが小さくなるため、歯が並びきらず、乱杭歯や八重歯になることがある。(叢生)
●低位舌の原因
 多くは、鼻づまりなどによる慢性的な口呼吸。
 鼻づまりは、歯列への影響だけでなく、寝不足や睡眠時無呼吸の原因になり、ひいては勉強の妨げにもなります。耳鼻科の受診をお勧めします。

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