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三木市医師会から
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2017年07月24日 10:08
便秘のお話
 お腹が張らず苦しさを感じないから、又は慣れてしまったから等の理由で、4~5日お通じがなくても何の対処もしていないという方はいませんか?便秘が長引くと思わぬ大きな病気を招く可能性もあります。
 便秘とは一般的に排便困難で満足感が得られず、また排便回数が少なく週に2回以下の状態と定義されます。排便時の怒責(いきみ)や残便感、硬便・兎便による排便困難なども便秘に含まれます。便は食事後、約24~72時間かけて肛門から排泄されます。
 便秘は機能性便秘と器質性便秘に大別され、さらに機能性便秘は弛緩性、痙攣性、直腸型と、より細かく分類されます。特に器質性便秘は腫瘍(がん)などが原因で生じていることがあり、便秘が2~3ヶ月前から急に生じてきた、頻回に便に血液が混じる場合はかかりつけ医の先生と相談が必要です。
 機能性便秘は⑴弛緩性⑵痙攣性⑶直腸型の3種類に分けられます。⑴の弛緩性と⑶の直腸型は代表的な便秘で、大腸・直腸の筋肉のゆるみが直接的な原因です。便を押し出す力が足りずに便秘状態となるもので主に女性や高齢者によく見られます。⑵の痙攣性はストレスに起因することの多い便秘で、自律神経の乱れから大腸が正常に働かなくなり、便を押し出すための運動が激しくなりすぎて、痙攣したような状態となるものです。便秘と下痢を交互にくりかえすのが代表的な症状で、強烈な下腹部の痛みも痙攣性便秘の特徴です。
 便秘を防ぐにはまず食生活が大切です。食物繊維を多く含む緑黄色野菜や果物、海草類、アロエ、根菜類、シリアルなどをしっかり食べ、1日1リットルを目安として水分をたっぷり取りましょう。朝起きてすぐに水分をコップ1杯でも飲むと、腸が刺激されて動きがよくなり、便意が起こりやすくなりますよ。

池田クリニック 池田篤紀

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